2017年11月~12月探鳥会、行事報告

2017年11月26日(日)~27日(月)千葉千倉・長尾川遠出探鳥会


クリニック外観

 






 


鳥合わせ  ヒドリカモ、カルガモ、コガモ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、ヒメウ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、カワセミ、モズ、ハシボソカラス、ハシブトカラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、クロサギ、ウミスズメ (番外 コブハクチョウ、カワラバト、ガビチョウ) 以上45種、番外3種

担当幹事報告 房総半島を巡る1泊2日の探鳥会は、天気に恵まれ、沢山の鳥達に出会え、さらに、話題の“チバニアン”や“いすみ鉄道”も体験でき大満喫でした。【1日目】午前7時、国立駅前を出発、途中のアクアライン「海ホタル」で早速観察、ユリカモメなどカモメ類やカンムリカイツブリといった水鳥、上空にはミサゴの飛翔も見られました。順調に9時前に高滝湖到着、ちょっと風がありましたがオオバンやカルガモ、湖畔の美術館でアオジ、番外でのんびり湖面を行くコブハクチョウを観察しました。10時頃に養老川に到着、期待?の“チバニアン”を見学、心配したほどの混雑ではありませんでしたが、長靴履いた多くの見物客が興味深々訪れていました。我々も河畔に降りていき、断層とやらを見学しました。正式には「地球磁場逆転期の地層」と言うのだそうですが、皆さん“ヘー”という感じでした。でも、77万年前の地球を実感し? 良き経験でした。見学が終わって一路、國武さんお勧めの「いすみ鉄道」の大多喜駅へ。道路事情で少し遅れ、予定の便には間に合いませんでしたが、11時58分発に乗車できました。紅葉にはちょっと早かったですが、稲刈りの終わった田園をのんびり走るローカル鉄道を堪能しました。終点の大原駅に着き、駅弁を受け取り大原海岸へ。ところが海辺の風は強く、砂まじりの弁当を食することになり、取材不足の会場の設定について幹事補佐としては反省、皆さんごめんなさい。なんとか昼食も済み、午後は大原海岸から小港など南房総の海岸を下りながら探鳥、カモメ類、やサギ類、ウミウ・カワウ(違いを知りました)、ヒドリカモを観察。そして、大原漁港で待望のイソヒヨドリ(ただし♀)に会えました。夕刻、宿舎の矢原荘に着き、豪華船盛を囲んでの夕食を楽しみました。
2日目】6時30分から早朝探鳥。海岸でイソヒヨドリを複数、ビンズイ(これも複数)、イソヒヨドリなどに出会え、早起きのかいがありました。9時に矢原荘を出発、千倉漁港~白間津海岸~長尾川と巡り、サギ類、カイツブリ類、イカルチドリ、コガモ、キセキレイなど午前中の探鳥を楽しみました。白間津海岸では、今回目玉のクロサギに出会え、なんともいえない全身黒一色の姿に不思議な感動を得ました。さらに、カワアイサの群れを観察でき最高でした。野崎灯台の食堂で昼食を取り13時30分頃出発。保田川河口で最後の探鳥、数羽で飛翔するイソヒヨドリやカンムリカイツブリなど観察しました。引き上げ際に、大石さんが見つけ、染谷さんが確認した、ウミスズメには、さすがと頭が下がりました。途中、保田小学校道の駅で買物し、無事帰路へ、予定より早く国立駅前18時前に到着。実は、下見の折は大丈夫かなと思っていたのですが、鳥達に皆さんの気持ちが伝わったのでしょう、予想以上の成果だったと感じています。皆さんのご協力に感謝します。

 


2017年12月10日(日)多摩湖、狭山湖定例探鳥会





 鳥合わせ ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ミサゴ、トビ、ツミ、ノスリ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、ホオジロ、アオジ 番外:ガビチョウ  以上40種(+番外1種)

 担当者のひとこと 春日和とは正にこの日のことを指すのだろう。数日前の真冬の様な厳しい天候から一転して快晴無風、穏やかな探鳥日和となった。
 一行14名は狭山公園から探鳥を開始。渡って来て間近のツグミやシロハラは高い梢を飛び交い、未だ地面での索餌行動は見られない。いつもながらヒヨドリは多数。メジロとカラ類の混群も観られる。ホオジロは枯れ薄の中を群れている。日陰のくぼ地ではルリビタキの雌、フェンスでは百舌鳥の雌を観察、ウグイスの地鳴きを聞きながら多摩湖の堤防へと進む。湖面ではカンムリカイツブリの群れ。
 レオ・ライナーに乗って狭山湖に移動。好天に誘われ行程外であった堤防の端まで進む。途中、堤防の土手で索餌中の多数のタヒバリを観察、ビンズイとの区別法を教わる。珍しく鷲鷹類も4種出現。空にはミサゴやツミ、トビ、そして遥か遠くの樹木に止まるノスリ。湖面には3種のカイツブリと多くのカモ類を遠望。識別不明であったカモはホシハジロのエクリプスとのこと。
 脚を伸ばしたかいが有り、出現鳥種も40種類を数えた。こんなに近い処で、しかも半日でこの鳥種は驚きだ。下見の時には、天気も不順ではあったが僅かに16種を数えるのみであった。今日の好天と熟達の先輩諸氏に感謝である。


 2017年12月15日(金)日立中研探鳥会




鳥合わせ オシドリ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、シメ、ホオジロ、アオジ 計23種
 番外:コブハクチョウ、カワラバト    総数134羽

担当者の一言 この冬一番の寒さを迎えた参加者26名は、降り積もった落葉を踏みしめる心地よい足音を聞きながら、池の周回道路に向かいました。東池で、朝日に輝くマガモの 集団の中に見事な精彩をはなっているオシドリの姿を発見し 感嘆の声があがりました。
あちらこちらの木立のなかにツグミの集団を、ひときわ高い梢の頂点にシメを見て、冬の到来を実感しました。西池では、”カワセミ発見達人”の梶原さんが、遠くの枯れ木に留まっているカワセミを探し出し、美しい姿を堪能しました。 
その後もキンクロハジロ、カルガモ、メジロ、エナガ、ハクセキレイなどに遭遇し、 充実した探鳥会を楽しむことができました。
 

2017年12月17日(日)芋煮会






担当者さんの報告 佐藤、中山(利)、牛窪さんが会場正面のスーパーで山ほどの食材を調達し調理室に運びいれ、有志の女子会員10数名が集まり芋煮鍋の調理取りかかりました。1時に開宴となり、中山(斌)幹事の挨拶、染谷顧問の乾杯で始まりました。田中さんが栽培した里芋入り熱々の鍋、焼き鳥などをおいしくいただき、差入頂いた10本ほどの日本酒、ワインもまたたく間に空瓶が並び、会場に笑顔と会話が広がりました。
本年4月開催の30周年記念総会で披露され、大好評だった「どじょうすくい」の体験会が、中島・有賀・古野(康)会員の指導のもとに開催され、生徒である染谷・川畑・牛窪・比留間・中山・舩越・野々内会員と入会希望者の渡辺恵子さん8名が、手ぬぐいで頬かむりをし、5円玉を鼻頭につけた鼻黒のなんとも滑稽な出立で、腰をフリフリ奇妙に踊る姿に、爆笑の渦が広がりました。33名の方が参加され、明年の再会を約束し、なごやかな雰囲気のなかで幕を閉じました。皆様、ありがとうございました。