2018年1月~4月探鳥会、行事報告

2018年1月14日(日)昭和記念公園定例探鳥会







鳥合わせ ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、トビ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、アトリ、カワラヒワ、イカル、アオジ 計34種   番外 カワラバト
(昼食後の)追加種 アオゲラ、ウグイス、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シメ

担当者さんの一言
 2018年の探鳥会を応援し祝福するような快晴、風は少々ありましたが,寒の時期にしては絶好の日和でした。参加者も初参加の二人とゲスト二人を含めて30人、鳥の種類も34種と参加者を上回り、新しい参加者にスコープに入った鳥を見てもらいながら、あらためてまじめに鳥の特徴や、見つける目当て・飛び方などが観察出来て良かったと思います。
 ぽかぽか日あたりのよいいつもの水辺で、恒例の新年の乾杯をし、今年も仲良く健康でバードウォッチングができるように寿ぎました。


2018年1月18日(木)多摩川平日探鳥会








 鳥合わせ キジ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、
カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ      計38種 (番外2種、ガビチョウ・カワラバト)  


 担当者さんのコメント 前日の氷雨が嘘の様な、穏やかな探鳥日和となった。
 多摩川は昨年の増水の様を色濃く残し、岸辺の枯れた雑草は等しく下流を向いて倒れ、流れてきたプラスチックのゴミも目立ち景観としてはやや興を削がれる。そんな中でも、実に多くの冬鳥たちが群れて索餌行動に余念がない。捕食者の少ない厳冬期には多くの鳥が地面や雑草の中で餌を漁る。成程、冬場は探鳥シーズン、と再認識する。
 開始直後のグラウンドでは群れて採食する小鳥達を望遠。「カシラダカだ」、「否、タヒバリよ」との声。侃々諤々の議論にも断定に至らず未決となる。河原では至るところにヒラヒラと舞う多数のセグロセキレイやハクセキレイが、イカルチドリやイソシギを追うスコープの中に飛び込んでくる。この冬はセキレイが頗る多い。枯草の中にはスズメと思いきや、カシラダカ、ホオジロの群れが飛び交う。さらにはアオジもジョウビタキもシジュウカラも交じる。樹木の少ない河原の雑草地は身を隠す絶好の場所だ。中でも、いきなり目の前の枯草の中から雄のキジが飛び立ったのには驚いた。水鳥も豊富だ。コガモ、カルガモは常連。ユリカモメがたった一羽、目の前を悠然と飛翔する。アオサギは例によって彼方此方で佇んで動かない。一方、ワシタカ類はトビのみで寂しい。途中の鎌倉街道の関戸橋付近は大工事の最中で重機が唸っている。 付近には当然ながら鳥影は皆無。通路も判然とせず工事担当者に誘導されながら通過。
 ピクニック気分で昼食を済ませた帰り道、やっとカワセミが出現、これで鳥種が38種になって探鳥を終了。 天候に恵まれ、また少人数の割には多くの鳥を観察出来た満足の探鳥会であった。

2018年2月11日(日)見沼たんぼ定例探鳥会








 鳥合わせ コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、クイナ、バン、オオバン,チュウヒ、ツミ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ , エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ,キセキレイ , ハクセキレイ ,セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、計44種

 担当者さんのコメント 当会初めての探鳥地である、見沼田んぼの芝川第一調節池を訪ねました。前夜の雨もやんで、雨男としては、この上ない天気となりました。
 調節池までの長閑な田圃の道すがらモズやシメ、アオジに出会い、調節池ではキンクロハジロの大群が待っていました。コハクチョウ、オオハクチョウやミコアイサなどの多くのカモ類を確認することができ、隣接する川口市立自然公園ではチョウゲンボウ、調節池の上空ではノスリ、チュウヒが舞っているのを見ることができました。
 調節池北側の浦和民家園で昼食、鳥あわせ。確認した鳥は44種にものぼり、暖かな冬の一日、思い存分楽しく過ごせた一日でした。

2018年2月15日明治神宮楽々探鳥会






 鳥合わせ マガモ、キジバト、オオタカ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、イカル、アオジ、 計20種

 担当者さんのコメント   明治神宮は初めてでしたが、春を思わせる良き陽気で気持ちの良い探鳥会でした。成果は少なかったですが、イカル、オオタカ、ヤマガラ、アオジ、ジョウビタキなどに出会いました。

2018年3月1日 多摩動物公園楽々探鳥会





 鳥合わせ  ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、コゲラ、アカゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、イカル、ホオジロ、      計23種  番外 ガビチョウ

 担当者さんのコメント  朝起きたら本降りの雨。天気予報は9時ごろまで少雨、その後晴とのこと。幹事泣かせのお天気でしたが、6人で探鳥を開始した10時には素晴らしい青空になりました。入園者がほとんどいない園内ではまずはキセキレイとヤマガラがお出迎え。ガビチョウも2羽大きな声でなく姿が見られました。アオゲラ、アカハラ、イカルにも会えて楽しい2時間の探鳥でした。


2018年3月11日 彩湖定例探鳥会







 鳥合わせ キジ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、コサギ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、コゲラ、チョウゲンボウ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、セッカ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン  計38種

 担当者さんのコメント 繰り返しやってきた春の嵐も今日は一休み、探鳥日和になりました。
 土手に上がるやモズ、ムクドリ、カワラヒワの姿がありました。遠く調整池にはたくさんのホシハジロがレンガ色の頭を輝かせていました。
 葦原には、シジュウカラ、セッカ、オオジュリンが出たり入ったり飛び回っていました。脇道に入った所でキジが飛び出しあわてた私の目前に驚いて出てきたベニマシコも奥へと飛び去ってしまいました。でも、帰りに同じ場所で夏羽に変わりつつある美しいピンク色のベニマシコに会えました。
 時々ホシハジロの群れが一気に飛び立ち、「猛禽が出ているのでは?」と上空を探すも姿は見当たらず。すると、立ち乗りでサーフボードを進めているプレイヤーを目撃、「あっこれだ。」と。ここは禁止エリヤだろうにと思うも何も言えず・・・・・。幸いにもミサゴを目視できる距離で見ることができ、また帰り際チョウゲンボウを見たと報告がありました。
 柳が柔らかく芽吹きコブシのつぼみもプックリ膨らみ新しい春がやって来ています。新年度も元気でバードウォチングを楽しみましょう。


2018年4月8日 市内探鳥会、総会





                                           参加大賞の授与

 鳥合わせ キジバト、コゲラ、アオゲラ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、イカル、 計19種 番外 カワラバト

 担当者さんのコメント  新年度最初の探鳥会はやや冷たい風でしたが西国分寺から新緑の黒鐘公園を歩きました。林の入り口でシロハラが姿を見せ、林の中ではイカルがしきりに鳴き声を楽しませてくれました。公園からの帰途一羽のツバメが飛んでいるのを見つけました。私には本年初見でした。
 国分寺公園は省略して総会に向かいました。


 

2018年4月24日(火)日立中研平日探鳥会







 鳥合わせ  カルガモ、カイツブリ、カワウ、コゲラ、アオゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ハクセキレイ、計15種 番外 コブハクチョウ

 担当者さんのコメント 新緑がいっぱいに広がる広場を抜けて観察開始直後、池の手前の梢の中にアオゲラ2羽を間近に発見し、 一同感嘆の声をあげ、幸先の良いスタートを切りました。
 冬鳥の姿が消えた静かな池には、カルガモ、カワウ、 カイツブリがのんびりと我が物顔に泳いでいました。案の定、ラッキー運は続くもので、池の西側の茂みの中に、 普段は上空でしか見られないオオタカを目前でじっくりと観察することができました。
 晩春の風のなかでコゲラ、 ウグイス、シジュウカラなどのさえずりを聞きながら庭園を一周し、11時すぎに解散しました。